2015-01-01から1年間の記事一覧

What is The Aomori Nebuta Festival?

公開時期が前後してしまいますが、この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月11日分として書きました。書けなくて抜けてしまった日付について後追いで埋めようということです。以前英会話レッスンの課題で作った、青森ねぶた祭りについての英…

【書評】津軽学 10号 今こそ、ねぷた/ねぶた

公開時期が前後してしまいますが、この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月9日分として書きました。書けなくて抜けてしまった日付について後追いで埋めようということです。津軽地方を専門に扱う地域誌『津軽学』の第10号で、ねぷた・ねぶ…

【書評】『名人が語る・ねぶたに賭けた半世紀』(千葉作龍)

公開時期が前後してしまいますが、この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月8日分として書きました。書けなくて抜けてしまった日付について後追いで埋めようということです。今回は、5代目名人となったねぶた師・千葉作龍氏による『名人が語…

囃子に合わせて跳ねる様子がわかる動画集

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月25日分として書きました。12月24日分の続きのような内容です。YouTubeにはねぶた関連の動画がたくさん公開されていますが、"囃子に合わせて跳ねる跳人"をとらえたものは決して多くありません。この…

囃子で跳ねる、ということについて

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月24日分として書きました。私は「跳人」としてねぶた祭りに参加しています。ねぶたの運行を構成する要素は主に3つあって、1つ目がねぶた本体、2つ目がお囃子方、そして3つ目が跳人になります。ねぶた…

今年印象に残ったねぶたベスト3

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月23日分として書きました。2015年の青森ねぶた祭りに出陣した大型ねぶた22台の中で、特に印象に残っているもの3つを選んでみました。良し悪しを言い始めるとどれも甲乙つけ難い上に、それぞれの運行…

【書評】ねぷたをつくる 役立つねぷたづくりのマニュアル書(高橋憲彦)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月22日分として書きました。今回は、高橋憲彦(雅号:翔龍)氏による『ねぷたをつくる 役立つねぷたづくりのマニュアル書』を紹介します。タイトルの通り、ねぷたの制作方法について解説した非常に珍…

ねぶた期間中だけオープンするサマーキャンプ場の歴史

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月21日分として書きました。 今日のは完全に内輪話ですが、こういうものは忘れ去られる前に、戒めとしてどこかに記録しておいた方がいいと思うので。 公式サイトにも載っていますが、青森市には、ねぶ…

【書評】重要無形民俗文化財 弘前ねぷた ― 歴史とその制作

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月20日分として書きました。弘前観光協会が制作した『重要無形民俗文化財 弘前ねぷた ― 歴史とその制作』。割と最近手に入れたんですが、発行年を見たら1983年でした。第1編がねぷたの歴史、第2編が扇…

【書評】津軽の祭り(北の街社)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月19日分として書きました。引き続きねぶた関連の古い本の紹介です。昭和58年発行の『津軽の祭り』です。表紙にある通り、青森ねぶた、弘前ねぷたを含む、津軽地方に伝わるお祭りについて、写真付きで…

【書評】『龍の夢』『龍の伝言』(澤田繁親)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月1日分として書きました。書けなくて抜けてしまった日付について、本の紹介をすることで後追いで埋めてしまおうという試みです。今回紹介するのは、澤田繁親氏による『龍の夢』と『龍の伝言』の2冊。…

【書評】佞武多 neputa or nebuta(津軽書房)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月18日分として書きました。 昨日に引き続いて、本の紹介をします。とはいえ、今日紹介する本は、とっくに絶版になっていてほとんど手に入りません。 津軽書房による1966年発行の『佞武多 neputa or n…

【書評】ねぶた 和田光弘 写真集

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月17日分として書きました。書評というか、ねぶた関連の本の紹介です。今回紹介するのは、写真家和田光弘氏による、ねぶたの写真集です。www.amazon.co.jp運行中のねぶたや跳人を扱った写真集というの…

古い文献における「ねぶた」の表記

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月16日分として書きました。今日は「ねぶた」の表記について取り上げます。現在は、ねぶた・ねぷたという呼び方は、「眠たい」が「ねぷたい・ねぶたい」と変化していったものだという説が一般的です。…

『奥民図彙』の「子ムタ祭之図」

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月15日分として書きました。上の図は、弘前藩士の比良野貞彦という人が著した『奥民図彙』の中にあるねぶた祭り*1に関する図入りの解説です。奥民図彙が書かれたのは天明8年から9年(1788年から1789年…

あの"スター・ウォーズねぶた"が汐留に登場するらしい

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月14日分として書きました。今年の青森ねぶた祭りの前夜祭でお披露目されたスター・ウォーズねぶたが、新作スター・ウォーズの公開を記念して開催される『スター・ウォーズの世界~フォース・フォー・…

青森のねぶたと黒石の人形ねぷたの違い

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月12日分として書きました。以前のエントリー「"ねぶた"と"ねぷた"で何が違うか」で、黒石ねぷた祭りでは扇ねぷたと人形ねぷたの両方が出陣すると紹介しました。しかし、同じ人形ねぶたとはいっても、…

寒川神社の干支ねぶた

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月10日分として書きました。今日は簡単に。 神奈川県の寒川町にある「相模國一之宮 寒川神社」では、毎年年末から2月初めにかけて、神門に干支をモチーフにしたねぶたが飾られます。12月20日に設置さ…

イザベラ・バード著『日本奥地紀行』における明治初期の黒石ねぷた祭りの描写

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月7日分として書きました。以前の記事でも少し触れましたが、女性旅行家イザベラ・バードが書いた『日本奥地紀行』には、青森県の黒石市で毎年行われている黒石ねぷた祭りについての描写があります。w…

青森ねぶたとよく似た能登飯田町の燈籠山人形

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月6日分として書きました。今日の話題はこれ。 この写真、一見すると青森の人形ねぶたに見えますね。しかし実はこれ、ねぶたではないんです。これは能登半島の先端にある珠洲市飯田町の「飯田燈籠山祭…

"ねぶた"と"ねぷた"で何が違うか

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月5日分として書きました。ねぶたについての話題になると、「ねぶた(nebuta)とねぷた(neputa)って何が違うの?」という質問を受けることがよくあります。 ねぶたをよく知る人にとってはごく基本的…

関東近辺のねぶた祭りの紹介(その2)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月4日分として書きました。 昨日の記事の続きです。 東北復興大祭典なかの(東京都中野区) 開催時期:10月後半(2日間)「東北復興大祭典なかの」において、メインの出し物のひとつとして青森ねぶた…

関東近辺のねぶた祭りの紹介(その1)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月3日分として書きました。関東近辺で毎年開催されているねぶた祭りをまとめてみます。 1回のみの単発開催ではなく継続して行われているもので、実際にねぶたの運行があるものに絞って取り上げます。 …

ハリウッドのレッドカーペットに青森ねぶたが登場

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月2日分として書きました。去る11月29日に行われたハリウッド・クリスマスパレードにて、青森ねぶたが運行され、ねぶた関係者界隈を賑わせています。 詳しい経緯や運行の様子は、下の記事にまとめられ…

付録のPCケースに釣られてMonoMax12月号を買った

PCケースが破れて困っていたところに、コンビニで見かけたMonoMax 12月号の付録がナノ・ユニバースコラボのPCケースだったので、思わず衝動買いしました。ナノ・ユニバース。私でも聞いたことがある名前だ。 monomax.jp あつらえたように、MacBook Pro 13イ…

Angry BirdsとKinderがコラボしたチョコエッグ的なもの

嫁さんがスペイン旅行に行ったときに、こんなものを見つけてきました。Angry BirdsとKinderがコラボした、おもちゃ入りのチョコエッグ的なお菓子です。何を隠そうワタクシ、初期Angry Birdsにどハマりした時期があり、今でもちょっとした思い入れがあります…

リスボン海洋水族館のレイアウトが素敵だった

引き続きポルトガルネタです。仕事の合間に少しだけ空いた時間に、リスボン海洋水族館に連れて行ってもらいました。www.oceanario.pt展示内容そのものにはそれほど大きな特徴は感じられませんでしたが、レイアウトがなかなか素敵で気に入りました。メインの…

Adobe Live -Best of MAX- ゲストセッションレポート

Adobe Live -Best of MAX-に参加してきました。www.event-web.net今回はその中で行われた、株式会社もりの原野守弘氏によるゲストセッションの内容をレポートします。原田氏が携わった代表的な作品としては、docomoのWebCM「森の木琴」や「OK Go: I Won't Le…

ポルトガルのプリペイドSIM(Vodafoneデータ通信)

ポルトガルで売っていたVodafoneのプリペイドSIMに関するメモ書きです。データ通信のみのプリペイドSIMの料金体系は次のようになっていました。月額利用の場合、 2GB - 12.99€ 7GB - 21.49€ 追加1GB毎に30.99€買い切りの場合、 3日間有効 2GB - 10€ 7日間有…

リスボンの寿司レストランに行ってみた

リスボンでは日本料理店をたくさん見かけました。が、地元の人曰く、ほとんどが中国人経営の店で、日本人が経営している店はごくわずかだそうです。というわけで、興味本意でそんな寿司レストランのひとつ「Suntory Exotic Japanese Fusion」に行ってみまし…