Oracle Code One 2019の参加費の割引制度やホテル・飛行機を予約する際のポイントなど

Oracle Code One 2019(元Java One)の参加登録がスタートしています。
今年の日程は9月16日(月)から19日(木)までの4日間。例年通りOracle Open Worldとの併催で、会場も変わらずサンフランシスコのMoscone Centerです。
www.oracle.com

参加費は早く登録するほどお得

参加費には「General Full Conference」と「Group Purchase Discount」、「Government Rate」の三種類の形態がありますが、通常の個人パスは「General Full Conference」なので、間違えないように買いましょう。

「Group Purchase Discount」はグループパスで、5人以上の場合にかなりお得な値段で購入できますが、キャンセルできないなどの制限もあります。「Government Rate」は政府関係者向けです。

General Full Conferenceパスの価格は以下の通りです。

Oracle Code One参加費

正規価格(On-site)は2050ドルですが、4月20日までに登録するとSuper Saverで1450ドル、7月6日までならEarly Birdで1650ドル、9月14日までは1850ドルと、早く登録すればそれだけお得に購入できる仕組みになっています。なので、参加する予定がある人は、4月20日までに登録しておいた方が断然お得です。

このパスには、キーノートを含む各セッションへの参加権のほか、4日間の昼食、カンファレンスバッグなどのお土産、Oracle CloudFest.という記念ライブのチケットが含まれています。

8月2日までは無料でキャンセルできる

いくら安いといっても9月の予定なんてまだ確定できないよ、という方も、ご安心ください。8月2日までであればキャンセルしても全額戻ってきます(為替レートによって多少の増減はあるかも)。
キャンセルポリシーはFAQのページに載っています。以下はその抜粋です。

キャンセルポリシー

8月2日までは全額返却、8月23日までは半額返却と書かれています。なお、5:00 p.m. PTというのは日本時間だと翌日
の午前9時です。

ほかに、CfPが採用されてスピーカーになった場合も全額返ってくるそうです。

とりあえずホテルを押さえよう

少しでも参加する気がある人は、参加登録はともかくとして、まずはホテルを押さえましょう。カンファレンス期間中のサンフランシスコのホテル代は年々高騰していて、会場に近くて比較的安いホテルは争奪戦です。とにかく早くしないとすぐ埋まってしまうので、今すぐにでも予約しておいた方がいいでしょう。その際、キャンセル可能の条件で探すのがポイントです。

Conferenceパスの購入と同時に、Conference割引が適用されるホテルを予約することもできます。海外旅行に慣れていない人は、これを利用するのが安心です。

もちろん、ホテルは個人で予約しても構いません。私はいつも、Hotels.comやBooking.com、Agoda.comなどを見比べながら安いホテルを探します。

ただし、サンフランシスコのダウンタウン(会場のある地域)は少しでも中心地から離れるとすぐ治安の悪い地区に突入してしまうので、土地勘の無い人は十分注意してホテルを探す必要があります。「テンダーロイン」や「SoMa」と聞いてピンと来ない人は、Conferenceおすすめのホテルにしておいた方が無難でしょう。

飛行機の予約は4月以降に

飛行機については、ホテルほど急いで予約する必要はありません。サンフランシスコの直行便は安くても15万くらいしますが、経由便であればもっと安く済ませることができます。

飛行機のチケット代で気にておいた方がいいのは燃油サーチャージです。ちょうど2月に値上がりしたばかりで、いまは北米便だと往復35000円もかかります。ただし、4月になるとこれが往復15000円になる見込みです。

多くの航空会社は、2ヶ月に1回燃油サーチャージの改定を行います。日本の航空会社の場合、4月の金額は、12月と1月のシンガポールケロシンの価格の平均値を基準に決めます。この2ヶ月間でガソリン価格がかなり落ちたので、燃油サーチャージも下がるというわけです。ただし、航空会社はこの差額をチケット代本体の値上げで調整したりするので、単純に2万円安くなるかというと、そういうわけでもありません。

なお、2月〜3月にかけてのガソリン価格は1月よりは若干値上がりしているので、6月には燃油サーチャージがまた少し(往復7000円くらい)上がる可能性もあります。いずれにせよ、4月になれば6月の改定の見込みが立つでの、様子を見ながら予約すればいいでしょう。

最後に

去年のOracle Code One報告会で、必要なお金を少しでも安く済ませるポイントについてLTしたので、そのスライドを貼っておきます。

www.slideshare.net

また、そのほかの参加のコツについてはじゅくちょーこと関Java会長の阪田氏のエントリーが参考になります。
JavaOne 2017 移動&滞在(もしくは海外カンファレンス参加Tips) #JavaOne #j1jp - Fight the Future

みんなでサンフランシスコに行って蟹食べましょう。