【ポルトガル】世界遺産都市シントラのペーナ宮殿
首都リスボンの西にあるシントラ(Sintra)は、城跡や宮殿跡が「シントラの文化的景観」として世界遺産に登録されている街です。
リスボンからはロカ岬に向かう中継地点にあたるので、最初は通過するだけの予定だったのですが、下から見上げたペーナ宮殿(Palácio Nacional da Pena)が良さげだったので帰りに寄ってみることにしました。
ペーナ宮殿は山のてっぺんにあり、シントラの駅からは周遊バスが出ています。
宮殿の周りは公園になっていて、見学料は、公園への入園と宮殿内部の見学と合わせて13ユーロくらい、公園のみなら6ユーロくらいだったと思います。
外観はこんな風に可愛らしい感じ。
ディズニーの世界ですね。シンデレラ城のモデルとして有名なドイツのノイシュヴァンシュタイン城と同じ時代に建てられたものだそうです。
まるでおもちゃみたいです。
外壁に登って一周することができます。絶景。かなり遠くまで見渡せます。
下に見える城壁はムーア城跡(Castelo dos Mouros)のもの。ムーア城跡もこれも世界遺産の一部です。
宮殿の中は、当時の生活用品や装飾品などがそのまま飾られていて、ぐるりと一周、様々な部屋を見て回ることができます。
王様の寝室。
浴室。
ダイニング。
厨房。
チャペル。
中国あたりから持ってきたらしい装飾品も多かったです。
見学できる部屋は10以上あり、次から次へこれでもかというくらい見せつけてきます。すばらしい装飾の数々に、美術品には特に興味のない私でも思わず圧倒されてしまいました。見学料はちょっと高いですが、宮殿の中まで入ることをお勧めしますよ。