ロサンゼルスコンベンションセンターのトイレ事情
6年間心に秘めていたことを思い切って書きます。
過去6回Adobe MAXが開催されてきたロサンゼルスコンベンションセンターは、Wikipediaによるとグラミー賞の受賞式会場になったりアニメ・エキスポの会場になったりしているらしく、割と知名度の高い場所です。
私は6年前の2009年に初めて訪れたわけですが、そのときの衝撃が忘れられません。
ちょっと話が逸れますが、アメリカのカンファレンス会場ってなぜかエアコンがガンガンに効いていることが多くて異常に寒いんです。
それだけ寒いと、誰だって自然と近くなるものだと思います。トイレが。
私も行きました。セッション会場に一番近いトイレに小走りで向かいました。このトイレ、扉が入口用と出口用で2つ並んでて、それぞれ一方通行になっています。写真がないのでイメージしにくいと思いますが、正直ひとつでいいと思います。
そんなことつゆ知らず、出口用の方から入ろうとして扉にぶつかり、後ろから来た外人さん(向こうから見たらこっちが外人ですが)に「そっちじゃないよ、HaHaHa」と笑われてしまいました。
で、愛想笑いを返しながら中に入って目の前に現れたのがこれ*1。
洗面台じゃないです。
ここにしろ、ということです。
両脇をガタイのいいアメリカ人に挟まれながら、ここでしろ、ということです。
見ての通り排水溝は1区画に2箇所だけなので、自分の出したものは他人の目の前を通ってチョロチョロと横に流れていくことになります。銭湯の洗い場でしちゃったような背徳感があります(いや、しませんよ、私は)。
地方の公園の公衆トイレだと似たような開放的なトイレがまだ残っていますけど、まさかアメリカのこの規模の国際展示場でお目にかかるとは。
ちなみに洗面台の方はちゃんとひとつづつ分かれたシンクになってます。どういうポリシーなんだろう。
*1:写真は他の人がいない隙に撮りました