【ポルトガル】プリペイドSIMの料金体系 Vodafone編(2016年10月)

ポルトガルVodafoneプリペイドSIM事情ですが、2016年1月の時点からまたさらに料金体系が変わっています。

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音声通話なしのデータ通信のみの場合は「Vodafone GO」または「Vodafone GO Light」というプランがお得で、料金体系は以下のようになっています。
Detalhes dos Tarifários Vodafone Go

Vodafone GO:

10€ 10GB 5days 10SMS
15€ 15GB 15days 10SMS
20€ 20GB 20days 10SMS
25€ 25GB 25days 10SMS
30€ 30GB 30days 10SMS
35€ 35GB 35days 10SMS

以下、5€ごとに+5GBで、最大100GBまで。

Vodafone Go Light:

10€ 10hours 90days
15€ 15hours 90days
20€ 20hours 90days
25€ 25hours 90days
30€ 30hours 90days

以下、5€ごとに+5時間で、最大100時間まで。

GOの方はSMSが付いているので、スマートフォンやSMS機能付きのモバイルルータであれば、SMSを使って利用状況の確認やリチャージができます。また、リチャージはWebサイトからできるのですが、その場合でも登録の際にSMSでの認証が必要です。*1

以下、余談(というか愚痴)です。

さて、2016年9月の滞在時の話ですが、私はSIMカードを買う際に30ユーロ支払って30GB分使えるようにしてあったはずなのですが、5GBほど使った時点で突然通信ができなくなりました。
Vodafoneのサイトを英訳しながら四苦八苦してMy Vodafoneのアカウントを取得し、そこに使っていたSIMカードの登録して利用状況を調べました。*2 その結果、なぜか残容量が0byteになってしまっていました。なんでやねん。

そのときはVodafoneショップの無い街に滞在していたため、仕方なくオンラインでリチャージしました。SIMの登録はちゃんとVodafone GOとなっているので、Webサイトの記述通りであれば10ユーロあたり10GBがチャージされるはずなのですが、10ユーロ入金してもたったの800MBくらいしかチャージしてくれませでした。何度試しても同じなので、結局最初の30ユーロ(5GB)に40ユーロ(約3GB)を追加して、8GBで70ユーロもかかりました。

原因は今もわかりません。別の大手キャリアであるMEOが30GB/15日で15ユーロというSIMを売っているので、今はそちらを使っています。Vodafoneへの信用が完全になくなったので、たぶんもう緊急時以外は使いません。

*1:詳細は後日。

*2:バイルルータで使っていたのですが、この登録のために一度SIMをiPhoneに差し替えてSMSを受け取る必要がありました。

東京駅八重洲地下街で開催中の「青函圏周遊博 ぐっとくる旅 in Yaechika」にてねぶたを展示中

東京駅の八重洲地下街で10月19日から開催されているイベント「青函圏周遊博 ぐっとくる旅 in Yaechika」において、小型の青森ねぶたと弘前ねぷた八戸三社大祭の山車がそれぞれ展示されているそうです。
青函圏周遊博 ぐっとくる旅 | 東京駅 八重洲地下街

青函圏周遊博は、北海道新幹線の開通でアクセスしやすくなった青森〜函館の「青函圏」をアピールするイベント。具体的には、青森、弘前、八戸、函館の4市の魅力が紹介されており、その一環としてねぶたなどの展示も行われているとのことです。

展示されている青森ねぶたは、東京ねぶた連合會が所有する「北天の炎 阿弖流為」で、今夏に行われた青函DCなどでも使われたものです。

開催期間は11月1日(火)まで。近くを通りかかった方はぜひ寄ってみてください。

10月29日と30日、中野で行われる「東北復興大祭典なかの」で青森ねぶたが運行されます

2016年10月29日(土)と30日(日)に、東京都中野区で開催される「東北復興大祭典なかの」において、青森ねぶたの運行やステージイベントが予定されています。
2016東北復興大祭典なかの 10月29日、30日開催! | 中野区公式ホームページ

ねぶたの運行予定時間は以下の通りです。

10月29日 午後5時30分から午後6時30分
10月30日 午後1時から午後2時

「東北復興大祭典なかの」は、その名の通り東日本大震災の被災地に対する復興支援を目的としてはじまり、今年で5回目を迎えます。青森ねぶただけでなく、東北各地の名産品・特産品の展示や販売、文化や芸能の紹介およびパフォーマンスなどが行われます。

ねぶたは全部で3基が出陣するそうです。お囃子を担当するのは関東で活動する三団体(関東ねぶた連合會、首都圏青森ねぶた囃子会、二木組)の合同チームです。当日は、運行だけでなくステージによる囃子・跳人の演舞も行われます。

また、運行への跳人参加者も募集されています。各日先着30名で衣装のレンタルもあるそうです。

衣装レンタル
料金 3,000円
各日先着50名
レンタル、着付けの申し込みはC会場(下の案内図をご覧ください。)で運行2時間前まで受け付けます。

浴衣にはちと寒い季節ですが、跳ねれば熱くなりますよ。

11月20日に東京で開催される「東京 新虎まつり」、メインのパレードに青森ねぶたが登場

2016年11月19日から20日にかけて、東京都港区の新虎通りおよび虎ノ門ヒルズにおいて「東京 新虎まつり」が開催されます。
TOKYO SHINTORA MATSURI(東京 新虎まつり)

新虎通りって聞き慣れない通り名ですが、新橋駅から虎ノ門ヒルズをつなぐいわゆるマッカーサー通りのことです。この新虎まつりのメインイベントが、東北六市の祭りが集合する「東北六魂祭パレード」です。六魂祭というのはもちろんあの六魂祭のことで、2011年から6年に渡って開催され今年6月に大盛況で幕を閉じた東北六魂祭を、思い切って東京で再現してしまおうというわけです。

これまでの六魂祭と同様、青森ねぶた祭り、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り山形花笠まつり仙台七夕まつり/すずめ踊り、福島わらじまつりの6つの祭りが一堂に会して披露されます。
東北六魂祭パレード|TOKYO SHINTORA MATSURI(東京 新虎まつり)

なお、パレードの観覧には事前の応募が必要なようです。応募は以下から。
http://www.shintora.tokyo/rokkonsai.html#gaiyou

観覧は無料ですが、上のマップを見る限り、パレードのコース全面が指定観覧エリアになるようです。応募期限は10月21日(金) 23:59までとなっているので、観覧を希望する方は急ぎましょう。応募多数の場合は抽選だそうです。

【ポルトガル】レストラン紹介 - Restaurant Trindade (Campo Maior)

ポルトガル滞在中に訪れたレストランと食べた料理を紹介します。リスボンから東に約200キロ、スペイン国境付近のCampo Maiorという村にある「Restaurant Trindade」です。ここは2回行きました。

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この店も、内装は伝統的なアレンテージョスタイルです。期待が持てます。

ポルトガル語メニューしか無いため全く読めなかったのですが、シェフのおじさんが気を利かせて食材をひとつずつ持ってきて説明してくれました。説明はポルトガル語なので理解できなかったけど、実物を見て注文できたので問題なかったです。

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写真ブレててすみません。これは豚肉。超柔らかくて美味い。

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こちらはイカのグリル。薄味で、日本のレストランで出てきても違和感のない感じ。

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「Bacalhau à Brás ( バカリャウ・ア・ブラシュ)」、バカリャウ(鱈の塩漬けの干物)とポテトの卵とじです。バカリャウ料理の定番ですが、こんな感じで深皿で出てくるのは初めてでした(普通は平皿)。

【ポルトガル】レストラン紹介 - O Alpendre (Arraiolos)

ポルトガル滞在中に訪れたレストランと食べた料理を紹介します。リスボンから東に約100キロの場所にある、アライオロス(Arraiolos)という街の「Restaurante Típico O Alpendre」。
O Alpendre | Boa Cama Boa Mesa

仕事先であるCampo Maiorへの行き帰りで2回寄りました。伝統的なアレンテージョ料理の店ですが、他の一般的な店よりは少しオシャレにアレンジされているような気がします。TripAdviserの評価は4.5とかなり高めです。

ちょっと目を引く看板と店構え。
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店内には古い馬具や農機具が飾られています。これはアレンテージョ料理のレストランの伝統的なスタイルだそうです。少し格調の高い店はこのような内装になっていることが多く、経験上、こういう内装の店であればハズレの可能性が低いです。
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この店には2回ともポルトガル人と一緒に行って、料理もほぼお任せで選んだため、料理名がわかりません。まあ、このときに限らず基本的に料理名はあんまり覚えていないんですが。

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Dogfishのスープ。Dogfishは小型のサメの総称です。身がすごく柔らかくて美味しかったです。

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牛肉のどこかの部位のグリル。付け合わせは豚肉とほうれん草を混ぜたマッシュポテトみたいなやつ。牛肉はしっかり焦げ目がついて香ばしく、柔らかくで美味しいです。マッシュポテトは甘め。オリーブオイルで練ってあり、めちゃくちゃお腹に貯まります。

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2回目に行ったときに、前菜として頼んだ小鉢料理(?)。右下が蛸、その左が豆、右上がツナ、左上は何だったか忘れました。オリーブオイルに漬け込んであって、少し酸っぱめ。パンに乗せて食べると美味しいです。

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左のどちらかは「Carne de Porco à Alentejana」という料理で、直訳するとアレンテージョ風豚肉料理。豚肉とアサリ、ジャガイモを一緒に炒めたものです。もう片方はその牛肉版みたいな感じ。決して悪くは無いのですが、これは正直言って他の店で食べたCarne de Porco à Alentejanaの方が美味しかったです。

右は表面が硬いパンをくりぬいて、そこにツナとポテト(と多分チーズ)のマッシュを詰め込んだ料理。美味しいです。

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スイーツの盛り合わせ。こういうスタイルのスイーツ盛り合わせを「パジャマ」と呼ぶのですが、なぜパジャマなのかはポルトガル人でも知らないそうです。大勢でつついて食べます。
ポルトガルのスイーツらしく、どれも鼻血が出そうなくらい甘いです。日本ではなかなか経験できない甘さで、この後コーヒー(ポルトガルでコーヒーと言えば凄く濃いエスプレッソです)を2杯飲みました。

CYCLESPORTS 2016年11月号で、青森ねぶた祭のサマーキャンプ場が紹介されています

発売から随分経ってしまっていますが、自転車雑誌の『CYCLESPORTS 2016年11月号』に、青森ねぶた祭の臨時サマーキャンプ場と、そこに集まったサイクリスト達が紹介されています。
該当の記事は、202〜203ページの「定点観測シリーズ」です。ねぶたのサマーキャンプ場には全国からサイクリストが集まってくるということで、その様子の取材したレポートとなっています。

キャンプ場の仕切り役として、恥ずかしながら私も取り上げていただいています。
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もっとも私は自転車組の取りまとめ役を任されてはいるものの、実際には自転車は青森まで輪行していくだけの自走しないエセサイクリストなので、本当に恥ずかしながらなわけですが。

それはともかく、この記事では単にサイクリストを取り上げるだけでなく、サマーキャンプ場が設立された経緯や、運営の仕方などについてもわかりやすく紹介してくれています。

ちなみに、紹介するタイミングを逸してしまったのですが、CYCLESPORTSは10月号でも青森ねぶたとサマーキャンプ場を取り上げてくれていました。こちらは、青森のサイクリングコースをレポートした連載「青森いくべぇ。」の一コマで、津軽半島をぐるっと回って青森市に向かい、ねぶた祭に参加するというコースがレポートされています。自転車乗りとしては、こちらの記事の方が見応えがあると思います。
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ところで個人的な話なのですが、11月号の定点観測シリーズの次のページ(204ページ)には、世界一周サイクリストの小口良平君のコメントが寄稿されています。小口君とは知り合いで、彼が日本一周(世界一周の前哨戦)に出発する前にねぶたに誘ったことがありました。そのときはタイミングが合わずに参加できなかったのですが、無事帰国したいま、ねぶたにもリベンジしてくれるそうです。世界を見てきた彼にだからこそ、ねぶたの熱気を体験させてあげたいなあ。