【ポルトガル】レストラン紹介 - O Alpendre (Arraiolos)

ポルトガル滞在中に訪れたレストランと食べた料理を紹介します。リスボンから東に約100キロの場所にある、アライオロス(Arraiolos)という街の「Restaurante Típico O Alpendre」。
O Alpendre | Boa Cama Boa Mesa

仕事先であるCampo Maiorへの行き帰りで2回寄りました。伝統的なアレンテージョ料理の店ですが、他の一般的な店よりは少しオシャレにアレンジされているような気がします。TripAdviserの評価は4.5とかなり高めです。

ちょっと目を引く看板と店構え。
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店内には古い馬具や農機具が飾られています。これはアレンテージョ料理のレストランの伝統的なスタイルだそうです。少し格調の高い店はこのような内装になっていることが多く、経験上、こういう内装の店であればハズレの可能性が低いです。
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この店には2回ともポルトガル人と一緒に行って、料理もほぼお任せで選んだため、料理名がわかりません。まあ、このときに限らず基本的に料理名はあんまり覚えていないんですが。

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Dogfishのスープ。Dogfishは小型のサメの総称です。身がすごく柔らかくて美味しかったです。

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牛肉のどこかの部位のグリル。付け合わせは豚肉とほうれん草を混ぜたマッシュポテトみたいなやつ。牛肉はしっかり焦げ目がついて香ばしく、柔らかくで美味しいです。マッシュポテトは甘め。オリーブオイルで練ってあり、めちゃくちゃお腹に貯まります。

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2回目に行ったときに、前菜として頼んだ小鉢料理(?)。右下が蛸、その左が豆、右上がツナ、左上は何だったか忘れました。オリーブオイルに漬け込んであって、少し酸っぱめ。パンに乗せて食べると美味しいです。

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左のどちらかは「Carne de Porco à Alentejana」という料理で、直訳するとアレンテージョ風豚肉料理。豚肉とアサリ、ジャガイモを一緒に炒めたものです。もう片方はその牛肉版みたいな感じ。決して悪くは無いのですが、これは正直言って他の店で食べたCarne de Porco à Alentejanaの方が美味しかったです。

右は表面が硬いパンをくりぬいて、そこにツナとポテト(と多分チーズ)のマッシュを詰め込んだ料理。美味しいです。

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スイーツの盛り合わせ。こういうスタイルのスイーツ盛り合わせを「パジャマ」と呼ぶのですが、なぜパジャマなのかはポルトガル人でも知らないそうです。大勢でつついて食べます。
ポルトガルのスイーツらしく、どれも鼻血が出そうなくらい甘いです。日本ではなかなか経験できない甘さで、この後コーヒー(ポルトガルでコーヒーと言えば凄く濃いエスプレッソです)を2杯飲みました。