自転車用スマートロック「LINKA」でセキュリティ向上なるか
実は年明け早々に愛車のMTBを盗まれてしまい、新しいMTBを買う羽目になりました。
もう盗まれるのはイヤじゃ、ということで2重ロックを徹底するべく、自転車用のスマートロック「LINKA Lock」というやつを導入しました。
LINKA Smart Bike Lock - Lock Smarter, Not Harder – LINKA Smart Locks
簡単に言うと、ペアリングしたスマホとBluetooth接続が確立しているときだけ、ボタン一個でロック・アンロックできるという代物です。
その他に、以下のような機能もついています。
- スマホアプリからアンロックできる
- 1m以内に近いたときに自動アンロックされるモードがある
- スマホが無いときはパスコードでもアンロックできる
- でもパスコードの入力はちょっと面倒
- 振動を検知してブザーを鳴らせる
- 自転車を停めた場所(最後にロックが作動した場所)をスマホに表示できる
- スマホに未接続の状態で一定時間経つと、バッテリー節約のためにスリープモードになる
- 時間は設定で変更できる
YouTubeの解説動画を見ると、なんとなく様子が分かる。
www.youtube.com
ロックの途中でスポークに当たったりすると、安全装置が働いてロックが中止され、スマホに通知が来ます。
また、近づいたときに自動アンロックする機能があるものの、離れたときの自動ロックしてくれるような機能は無い模様。
もともとKickstarterで資金募集してたもので、今は市販されてるものの、169ドルとちょっと高い(ただし、日本にも無料で届けてくれるみたい)。私はメルカリで中古のものを買いました。
実物はこんな感じ。結構ゴツくて重いです。
私のMTBにはダボ穴が付いておらず、ブレーキ用ブラケットも無いので、タイラップで無理やり固定しました(一応、公式にもタイラップでOKと説明されています)。
こんな感じで、ちょっと不恰好。
上の動画の最後にあるようにタイラップを裏側に回した方が見た目が綺麗なんですが、私のはシートステーの幅が広めなためうまくフィットせず、写真のようになりました。
内側の横幅は2.1インチのブロックタイヤでもほんの少し若干余裕がある程度。縦幅は、フェンダーが無ければ余裕でした。
取り付けて1週間ほど経ちましたが、今のところ快適に使えています。
特に、コンビニに寄ったときなどにいちいち鍵を取り出す必要が無いのがいい感じです。
バッテリーは1週間で6%減。この分なら2〜3ヶ月に1回充電すれば足りそうです。充電はmicroUSBでできるので、モバイルバッテリーを繋げば良さそう。
なお、長時間停めるときには、これとは別にワイヤー錠も併用して2重ロックにしています。
現状の不満点を挙げるとすると、次のような感じです。
- ロック・アンロックが遅い
- 開始から完了まで3秒くらいかかる。途中で揺らしたりすると安全センサーが働いちゃうので、動かさずに待つ必要がある。
- ボタンが固い
- 指が痛いくらい思いっきり押さないと反応しない
- スリープからの復帰したときに、Bluetooth接続の反応が悪いことがある
私が買ったのは「ORIGINAL LINKA」の方ですが、春にはGPSトラッキング機能も付いた新製品が出るみたいです。
GPS付いてても、通信はどうするんだろうってちょっと疑問ではありますが。
ちなみに、同様のスマートロックで「I LOCK IT」という製品もあります。
Bike Lock - I LOCK IT - The Smart Bike Lock
実は最初はこっちの方が気になっていたんですが、公式サイトからは日本には発送していないということで断念しました。
自動ロック機能があったり、オプションでKye fob(スマホいらずの電子キー)があったりして、こっちの方がちょっと高機能な気がします。