MPFRにサービス拒否または任意コードを実行できる脆弱性

任意精度の浮動小数点演算ライブラリであるMPRFに脆弱性が報告されており、対策のためにlib64mpfr1およびlibmpfr1ldblがアップデートされています。この脆弱性によりMPRFを利用するプログラムにおいてサービス拒否が引き起こされたり、任意のコードの実行が可能になるといった危険があるとのことです。対象はUbuntu 9.04です。
USN-772-1: MPFR vulnerability | Ubuntu