猫の日なので、アドビの「Photoshop Mix撮影講座」に参加してきました

我が家では猫を飼っています。それも1匹ではなくて、3匹います。当然ですが、スマフォのアルバムはほぼ猫で埋まっています。

こういうの。
f:id:zinbe:20150717230021j:plain

さて、2月22日は猫の日ということで、アドビさんがそんな猫好きのためのイベントを開いてくれました。題して『猫の日開催モバイルアプリ「Photoshop Mix」撮影講座』。

Photoshop Mixが最初にリリースされたのは2014年の6月ですが、早速手元のiPhoneにインストールしてやったことは、猫写真の合成でした。それ以来Photoshop Mixではときどき遊ばせてもらっていますが、思い返してみると合成に使っているのは猫の写真ばかりです。そりゃそうです、iPhone猫写真だらけなんだから。つまり、これは私のためのイベントってことですね。

会場は吉祥寺にある猫カフェ「てまりのおうち」。
不思議なネコの森「てまりのおうち」東京 吉祥寺 猫カフェ

ゲストスピーカーは猫写真家でありデボンレックスとシンガプーラのブリーダーでもある石原さくらさん。
猫写真家でデボンレックスとシンガプーラなキャッテリー | Sakuraquiet Photo & Cattery

石原さんに猫を可愛く撮影するコツを聞いた上で、実際に猫を撮影して、それをPhotoshop Mixで合成してみましょう、というわけです。

こういう素敵な空間で、
f:id:zinbe:20160222182052j:plain

こんな風に石原さんが実演しながら猫写真を撮るコツを教えてくれました。
f:id:zinbe:20160222182121p:plain

まず、猫と仲良くなるための5つのポイント。

  1. 「かわいい!」と思っても、ぐっとガマンで大きな声を出さない。
  2. 「かわいい!」と思っても、すぐには近づかない。
  3. 「かわいい!」と思っても、急に触らない。
  4. 「かわいい!」と思っても、顔を覗きこまない。
  5. とにかくリラックスしましょう。

猫は敏感なので、かわいいと思ってもとにかく落ち着いて、ゆっくり近づいていくのが大切とのこと。猫を飼っている人なら身に染みて分かっていることかと思いますが、可愛さのあまりついつい忘れがちになりますね。

続いて、少し慣れてきてからの猫モテテクニックその1。おもちゃでの遊び方をマスターしましょう。特に写真を撮るときは、おもちゃなどの楽しいものとセットにすることで、撮影は楽しいものだと認識させることがポイントだそうです。

猫モテテクニックその2。猫は新しいものが好き。なので、複数の猫の集合写真を撮りたいときなどは、他の猫の匂いがついていない新しいマットなどを使うと良いとのこと。

猫モテテクニックその3。よそ見をする。猫の気を惹くには、興味ないフリをした方がいい。よそ見をしていると、逆に気になって寄ってきたりするので、そこをすかさずパシャリ。

そして実際に猫をかわいく撮るためには、次のようなポイントを押さえると良いとのことでした。

  1. 目線 - カメラをできるだけ猫の目線まで持って行って撮る。
  2. アングル - 人間を撮るときと同じで、猫の顔がかわいく写るアングルを探す。
  3. 瞬間 - 動きのある瞬間を狙うと、より猫の魅力が伝わる。
  4. 背景 - 背景にこだわるとより猫の可愛さが際立つ。また、Photoshop Mixで加工する場合には単色の壁紙やラグなどがオススメ。

ジャンプは難しいので、まずはおもちゃなどを使って猫パンチを狙ってみるのがオススメとか。
f:id:zinbe:20160222113256j:plain

ここで撮影タイムを挟んで、仲尾さんによるPhotoshop Mix講座。以下の写真は、私が実際にPhotoshop Mixで合成をやってみたものです。

オリジナルの写真はこれです。
f:id:zinbe:20160222180947p:plain

まず、Photoshop Mixには合成だけでなく簡単なレタッチ機能が付いているので、インスタグラムのように色調を変えたり歪みを直したりといった用途にも使えます。私は、合成する背景に合うように外観フィルタで「インスタント」にしてちょっとレトロな感じにしてみました(仲尾さんにアドバイスしてもらいました)。
f:id:zinbe:20160222180948p:plain

続いて、猫だけを切り抜きます。まずはスマート選択ツールでざっくりとやって、うまく抜けない部分を基本選択ツールで直していきます。
f:id:zinbe:20160222180950p:plain

猫の場合、毛がふわふわしているのでエッジの部分はどうしてもうまく抜けません。そこで使うのが"ぼかし"です。ボタン一発で、カクカクしたエッジの部分を、いい感じにぼかしてくれます。
f:id:zinbe:20160222180949p:plain

背景に合成します。これはポルトガルにあるペーナ宮殿の王様の寝室の写真です。時代は19世紀。21世紀の猫カフェで撮った写真が、19世紀の猫写真に早変わり!
f:id:zinbe:20160222180953p:plain

よく見ると鏡に猫が写っていなかったりしますが、そういうった本格的な加工は、Creative Cloud経由で同期してデスクトップのPhotoshopでやりましょう。

アドビでは、2月22日から3月6日まで、「マウスいらず、猫がいたらすぐのPhotoshop Mix」キャンペーンを実施しているそうです。Photoshop Mixでオリジナルの猫加工写真を作って、ハッシュタグ「#アドビにゃん」をつけてTwitterに投稿すると、抽選で22名に作品をプリントしたトートバッグが当たるとのこと。

今年のアドビジャパンはなぜか猫の日猛プッシュモードです。Photoshop Mixの日本語公式サイトも、2月22日限定で猫の日バージョンになっていました(日本限定です)。
f:id:zinbe:20160222191915p:plain

おみやげももらいました。猫型マシュマロだそうです。
f:id:zinbe:20160222172950j:plain
CafeCat - マシュマロ専門店やわはだ

あとはテキトーに今日撮った写真を置いときますね。ちなみに全部iPhoneで撮ったものです。こうして見ると石原さんの講座をあんまり活かせてないですね。精進します。
f:id:zinbe:20160222121623j:plainf:id:zinbe:20160222121552j:plainf:id:zinbe:20160222121433j:plainf:id:zinbe:20160222120940j:plainf:id:zinbe:20160222120739j:plainf:id:zinbe:20160222120453j:plainf:id:zinbe:20160222120403j:plainf:id:zinbe:20160222113543j:plainf:id:zinbe:20160222120150j:plainf:id:zinbe:20160222113534j:plainf:id:zinbe:20160222105615j:plainf:id:zinbe:20160222110029j:plain