JJUG CCCボランティアスタッフのススメ

日本JavaユーザグループによるJJUG CCC 2017 Springに、ボランティアスタッフとして参加してきました。
JJUG CCC 2017 Spring

会場で話を聞いていると、意外とボランティアスタッフを募集していたこと自体を知らない人もいたようなので、個人的な感想も含めて振り返ってみます。なお、参加方法や仕事の内容などはあくまでも今回の話なので、次回以降ではまた変わる可能性もあります。

ボランティアスタッフとは

JJUGのイベントの運営は幹事の方々(ちなみにこの人たちも無報酬のボランティアです)によって行われているのですが、CCCは特に参加人数が多い巨大イベントなため、当日手伝いができるスタッフを募集しています。

どうやったらなれるか

DoorkeeperのJJUGグループで、JJUG CCC本体の参加申し込みがオープンするのと同じくらいの時期に、ボランティアスタッフの募集ページが開設されます。
【東京】JJUG CCC 2017 Spring ボランティアスタッフ募集!! - 日本Javaユーザーグループ/Japan Java User Group | Doorkeeper

DoorkeeperやTwitterなどでのアナウンスがあるので、見かけたら躊躇せずに参加申し込みボタンをポチッと押すだけです。今回の募集人数は30人で、募集が始まって比較的早い時期に埋まったような気がします。前回(2016 Fall)はなかなか埋まらなかったり、前々回(2016 Spring)は一瞬で定員になったりと、人気には波があるみたいです。

どんな仕事があるの?

下記募集サイトに書いてある通りですが、次のような仕事のお手伝いをします。

  • 各セッション部屋の案内とタイムキーパー - 聴講者を案内したり、スピーカーに「10分前」とかの札を出す係。
  • 聴講者用椅子の追加などの部屋運営 - 聴講者が多い部屋に椅子を移動しいて設置したりする。
  • ブース部屋でのドリンク配布 - コーヒーの補充とかゴミ袋の交換など。
  • 懇親会会場設営・他諸準備 - 懇親会会場の机や椅子の準備、片付け。

1日中ずっと仕事があるわけではなくて、作業分担を決めて交代でお手伝いをします。担当セッションなどにもよりますが、実働はだいたい2〜3時間程度。それ以外の時間は好きなセッションを見たりできます。

ボランティアスタッフの特典

ボランティアスタッフとして参加すると、こんな嬉しいことがあります。

  • JJUGのTシャツ(スタッフが着ていた緑のやつ)をもらえる
  • スタッフの打ち上げに参加できる
  • 幹事や他のスタッフと交流しやすい
  • 運営に貢献できる

なぜやろうと思ったか

実はボランティアスタッフとしての参加は今回で4回目です。ボランティアスタッフを募集するようになったのが2015 Fallのときからなので、なんとそれ以来の皆勤です。
最初のときは、募集の案内を見つけて瞬速で申し込みボタンを押しました。Javaコミュニティにはこれまでも散々お世話になってきたので、どんな形でもいいから貢献したいと思っていたところでした。
とは言いつつも、このところ仕事ではめっきりJavaを使っていないし、記事もあまり書いていないということで、正直言ってちょっと気後れしている部分がありました。そこにきて、誰でもOKという募集。飛びつかないわけにはいきませんでした。

参加してみての感想

参加して良かったかどうかということに関しては、4回連続で瞬速で申し込んでいるという事実から察してもらえると思います。お手伝いとはいえ、スタッフとして参加することで、自分の中でのモチベーションはグッと上がります。

その一方で、担当の時間以外で自分の見たいセッションにもちゃんと参加することができたので、参加者としても十分に楽しむことができました。

今回特に良かったと思うこと

前述の通り、今回で4回目ですが、スタッフ間で何をどこまで手伝っていいのかなどの感覚がつかめてきたこともあって、回を重ねるごとにボランティアスタッフも動きやすくなっているように感じます。今回は特にボランティアスタッフ同士で気付いたことを指摘し合って、自主的に動くことができていたかと思います。椅子の移動など、最初の頃に比べるとかなりスムーズになったと思うのですが、これは自画自賛でしょうか。

また、前回まではボランティアスタッフ同士の交流というのはそれほど無かったのですが、今回は打合せの後に飲みに行く機会などもあり、それなりに交流を持つことができました。とてもいい傾向だと思います。

あと、個人的にはスタッフ打ち上げでSteavenやSebastianとちゃんと話ができたのも嬉しかったです。英語をもっと頑張らないといけないと実感させられました。

最後に

運営に対する不満の声も耳にしますが、参加者1000人を超えるの規模のイベントなので多少の不手際は仕方ないかと思います。本当に、幹事の方々の奮闘には頭が下がるばかりです。

もちろんまだ改善できる点はあるかと思いますが、コミュニティイベントなので、ただ不満の声をあげるのではなく、参加者も一緒になって解決していくべきところだと思います。そういう意味でもボランティアスタッフとしての参加は非常にオススメです。きっと得るものは大きいし、運営にも貢献できるしで、お互いに幸せになれると思いますよ。

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