迫力の8連太鼓で跳ねる!「うえの夏まつりパレード」に参加しました
以前のエントリーで予告しましたが、7月23日(土)に開催された「第33回うえの夏まつりパレード」に、青森ねぶたチームの跳人として参加してきました。
うえの夏まつりパレードは、7月9日から8月7日にかけて東京都台東区で開催中の「第65回江戸趣味納涼大会 うえの夏まつり」の一環として毎年行われているパレードで、上野中央通りなどを使っていろいろな民謡やお祭り、マーチングバンドなどが出演します。
2016うえの夏まつり情報 | 上野イチ押し! | 上野観光連盟
青森ねぶた祭りは、今年はそのトリを務めました。運行・お囃子は「青森市浪岡ねぶた会」と「首都圏青森ねぶた囃子会」の合同チームで、出陣ねぶたは浪岡で実際に使われていたものです。
題材は「津軽為信公 広須野を名付ける」。足が太くどっしりと構えた昔ながらのねぶたです。とくに顔の作りが迫力があって素敵です。
津軽藩の初代藩主である津軽為信が、現在のつがる市の柏あたりの土地を「広須野」と名付けたことに由来するねぶただそうです。
柏正八幡宮(つがる市)
送り(裏側)です。山は岩木山ですかね。右は、柏正八幡宮の鳥居と、柏の地名のもとになった柏の木だと思います。
上野にちなんで、パンダのねぶたもいました。
お囃子は8連太鼓での出演でした。関東ではこれだけの大通りでねぶたの運行をすることは他に無いので、8連太鼓を体感する機会もなかなかありません。さすがの迫力で、気分は最高潮でした。
当日の「集合出陣太鼓」の動画が、首都圏青森ねぶた囃子会のFacebookページで公開されています。Facebookアカウントを持っている方はぜひそちらもご覧ください。
https://www.facebook.com/syutoken.nebuta/videos/1291750724209692/
跳人として参加していて何よりもスバラシイと思ったのが、観客のノリが非常に良かったことです。沿道の近くで跳ねると、みんなで「ラッセーラー」の掛け声を返してくれます。こちらが力一杯跳ねると拍手をくれます。
浪岡の囃子隊の方々も、初対面にもかかわらずこちらが絡んでいくと一緒になって跳ねてくれました。お囃子と跳人が一緒になって盛り上げる、これがねぶた祭りだ!という感じでした。時間にするとほんの十数分程度の運行でしたが、目一杯全力で跳ねることができました。本当に気持ちが良かったです。
例によって自分が跳ねるのに夢中なので、跳人の写真がありません。
お囃子チーム記念撮影。