中延ねぶた祭りがクラウドファンディングでサポーターを募集中

東京品川区の中延商店街で隔年で開催されている「中延ねぶた祭り」が、クラウドファンディングで寄付金の募集を始めたようです。

第15回中延ねぶた祭りを応援してください! クラウドファンディング募集中! | 中延商店街

平成28年9月17日(土) に中延ねぶた祭りを実施いたします。
昨今の厳しい経済情勢のなか、予想を超える費用が必要となっており、資金調達が課題となっております。
そこで中延商店街青研部の新しい取り組みとしてクラウドファンディング(寄付金)事業にチャレンジしています。

利用しているクラウドファンディングサービスはREADYFORで、リターンとしてはサンクスカードやねぶた柄の眼鏡拭き、金魚ねぶた、中延の銘菓、品川区商品券などが用意されています。また、サンクスカードのみのリターンで、資金を全額ねぶた祭りに使用するプランもあります。
readyfor.jp

中延ねぶた祭りは、2年に1回、9月に開催されているイベントで、1992年以来今年で15回目となるそうです。READYFORのプロジェクトサイトに詳しく説明されていますが、もともとは福島県の長沼町で町おこしとして行われていたねぶたを運行をモデルにして始められたとのことで、現在は青森県黒石市の人形ねぷたと、オリジナルの扇ねぷた、子供会などによる手作りのねぶたなど、計6台が運行されています。

そしてお囃子は青森ねぶたのもので、跳人として参加することもできます。珍しいのは商店街のアーケードの中を運行する点で、囃子の音や掛け声が反響して響き渡るのでもの凄く迫力があります。決して広くはない道なので、観客との距離が非常に近いのも特徴です。規制ロープなどは無く、跳人衣装でなくても飛び入りで参加できます。

私が初めて参加したのは2006年ですが、その頃に比べると参加者も観客も年々増えて、大規模化していていることを実感します。当時はお囃子が足りず、地元の吹奏楽のグループがねぶた囃子を吹いていたのが強く印象に残っています。子供達も灰皿製の手振鉦で参加していました。私個人としては、中延ねぶたのそんな手作り感溢れるところが特に気に入っています。

ちなみに、黒石市ねぷたが青森とどう違うのかについては、以下のエントリーも参考にしてください。
nebuta.hatenablog.jp
nebuta.hatenablog.jp