青森市が可動式の大型ねぶたを制作予定

弘前市が折りたたみ式の大型ねぷたを制作予定だという話がありましたが、青森市では可動式の大型ねぶたを制作する計画が持ち上がっているそうです。

青森の大型ねぶたはリアカーのような2つ車輪の台車に載せられています。車輪が2つしかないので、前後に大きく振ったり、勢いよく回転させることができます。このダイナミックな動きが青森ねぶたの大きな魅力です。そこに、ねぶた本体が動くようにすることでさらなる迫力を生み出そうというわけです。

青森ねぶたは針金と和紙を使って人形型の提灯を作り上げています。そのため、動いても和紙が破れないような構造にしなければならないという課題があります。また、針金も曲がりやすくかつ切れにくいものを検討する必要があるとのことです。

変わり種のねぶたとしては、筑波のねぶたパレードで使われているバルーンねぶたがあります。これはねぶたの形をした布製バルーンで、空気を吹き込んで膨らませるため、歩道橋などをくぐる際に縮めて通ることができるという強みがあります。

可動式ねぶたも、高さや幅が変わるような作りができるならば、障害物という問題もクリアできるかもしれません。ちなみに、高さを変えて障害物をくぐるだけの機構であれば、すでに扇ねぷたでも実績があります、

以下は、可動式ねぶたの参考イメージです。

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夏が楽しみですね。

【2016.04.02追記】もちろんエイプリルフールネタですよ。念のため。