【ポルトガル】リスボンの日本食レストラン探訪
2回のリスボン訪問で訪れた日本食レストランのいくつかを紹介します。
Suntory Exotic Japanese Fusion
日本人経営ではないと知りつつ、軽々では前回の訪問時に興味本意で行ってみた日本食フュージョン料理の店「スントリ」です。詳細は以下。
nebuta.hatenablog.jp
Kome(米)
https://www.facebook.com/pages/Kome/118339875014508
観光の中心地であるバイシャ地区にある、日本人経営の日本料理店です。日本人スタッフもいて、日本語が通じます。日本語メニューもあります。
ここで食べられるのは正真正銘の日本料理。おいしいです。日本酒の品揃えも豊富でした(というか、他の店だと松竹梅くらいしかなかった)。
昼のメニューはこんな感じ。
日替わり定食のまぐろのかま焼き丼を頼みました。味噌汁にはもちろん出汁が入ってます(Suntoryの味噌汁は出汁無しでした)。
夜は単品料理が主体の飲み屋みたいな感じになります。夜にも行ったんですが、写真撮るの忘れました。角煮とおでんがおいしかったです。
SILK CLUB
会員制ラウンジのSILKが、リスボンではなぜか日本料理をコンセプトにしてリニューアルされたそうです。寿司や天ぷらなどがあります。シェフはポルトガル人で、ロンドンの日本料理店で働いた経験はあるけど、実際に日本に行ったことはないそうです。値段はそれなりに高いです。ウナギを置いているのが他の店にない特徴と言えるかな。
この店に限らずですが、日本人経営でない日本料理店はメニュー名がおもしろいです。SILK CLUBの大皿メニューはこんな感じ。
- KYUURAI - a traditional
- SEIKOU - an exquisite experience
- AMATSU - an imperial experience
- KEIKO MAKI - 32 pcs
旧来、成功はなんとなくわかるとして、天津ってどっから来たのか。けい子って誰?
AMATSUを頼みました。
基本はサーモンで、まぐろ、エビなどが少々。他にはマンゴー巻きなど。いわゆるカリフォルニアロールの類ですね。寿司だと思わなければそれなりに食べられます。
神戸牛。これがとてもおいしかったです。
さて、この店で驚いたのは「ウニ」が食べられたことです。メニューには無いのですが、私たちが日本人だと聞いたシェフが、ぜひ感想が欲しいと言って出してくれたのがウニの軍艦巻きでした(写真撮り忘れた)。これは日本の下手な店で食べるよりも新鮮でとてもおいしかったです。
シェフを呼んでもらった話を聞きました。そのウニは当日の朝に近海で獲れたもので、シーズンである今の時期でなければ出せない、翌日になったらもうダメで、他の地域から買っても輸送で味が落ちているからダメだ、と力を込めて語ってくれました。寿司の出来はともかくとして、情熱を持ったアツい人でした。
AronSushi
繁華街からはすこし離れたカルースト・グルベンキアン美術館の近くにある日本食レストランです。日本人経営の店ではないようですが、今回行った日本料理店の中ではここが一番美味しかったです。公式サイトには、日本人寿司職人の元で修行したって書いてありますね。
握りの気分ではなかったので、巻物と、つまみになるおかずを何品か頼みました。
揚げ出し豆腐と焼餃子です。こっちの日本料理店には餃子は付き物のようですが、ここの餃子はちゃんと日本の味で美味しかったです。
唐揚げ。これはちょっとしょっぱかった。
ホタテの貝焼き。ご飯が進む。私は酒を飲まないのでご飯を頼んでいたのですが、ちゃんと日本と同じ短粒米でした。
日本語は通じませんが、英語がわかる店員さんがいます。値段はちょっと高めですが、店内の雰囲気も落ち着いていい店でした。
おまけ:Sushi Corner
フードコートで見かける寿司チェーン店「Sushi Corner」のメニュー。私は食べたことはないです。安定のサーモン推し。あと、なぜかパッタイがある。