「コードの短さ=いい言語」ではない

仮に、Javaのほうが二倍コードを書く必要があったとしても、開発の中でコードを書いている時間より考えている時間のほうが圧倒的に長いんだから、その辺は誤差でしょう。
ぼくがLLのひとに「ガツン」と申し上げたこと - ひがやすを blog

至極当たり前のことですが、名言だと思います。ついでに、「コードの短さ=可読性の良さ」でもないでしょうね。たとえコード量が2倍でも、理解しやすいコードであれば読むのにかかる時間の差なんて誤差の範囲でしょう。じゃあJavaが読みやすいのかっていうのは人それぞれ意見はあるだろうけど(少なくとも私にとってはJavaは読みやすいけど、それは比較的得意だからっていう面が大きいだろうし)、あたかも一般論であるかのように「長いからほげほげ」って指摘はそれ以前の問題だと思う。
要するに、どうせ大部分はIDEフレームワークが吸収してくれるんだから好きな言語を使えばいいっていうことですよね。仮にIDEフレームワークが影響しないロジックの部分に関してという話であっても、その場合は頭で考えたことをどれだけ素直にコードに表現できるかが鍵になるわけで、それこそ長さの問題ではないんじゃないかと。その点に関してだって人それぞれで、本質的には大差ないと思うけど。