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目黒雅叙園「和のあかり×百段階段 2016」に行ってきた

ねぶた

目黒雅叙園で開催されている展示企画「和のあかり×百段階段 2016」を観に行ってきました。
和のあかり×百段階段 |催し物|目黒雅叙園

以前も紹介しましたが、「和のあかり×百段階段」は、東京都指定文化財の百段階段に、"祭り"、"アート"、"職人"、"伝統芸能"の4つをテーマにした展示を行うアートイベントです。展示の一部として青森ねぶたが使われているということで、ねぶた仲間の間でも話題になっています。

この企画は去年も行われていて、上の公式サイトに使われている写真はそのときの展示のものです。去年は若手制作者集団「ねぶた屋」の4名の若手ねぶた師が制作を担当しました。よく見ると、4つの面の作りがそれぞれ微妙に違うのがわかると思います。

今年は古参のねぶた師・内山龍星さんと、その弟子でありねぶた屋のメンバーでもある立田龍宝さんが制作を担当したとのことです。今年のねぶたはこれです。広角が足りなくて一枚では全部入りませんでした。
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ねぶたは、百段階段の7つの部屋のうちの「漁礁の間」に展示されていました。リンク先の説明にもあるようにこの部屋は天井画や柱の精巧な細工が素晴らしく、その中に巨大なねぶたの面が浮かび上がっている様子が見事なのです。しかしねぶたが明るいためiPhoneでは両方をうまく写すのは無理でした。残念。
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しかしこのねぶたの面、すごく大きいです。青森の運行で使うねぶたの面よりも倍近い大きさがあります。人が並ぶとこんな感じ。決して広くはない部屋にこの大きさの面ですから、めちゃめちゃ迫力があります。ねぶたの面をこんなに間近で見られることはあまりないので、貴重な機会ですよ。
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ウンチクついでにもうひとつ。ねぶたには制作者ごとに微妙に異なる特徴があるのですすが、その違いの決め手となる主な要素としては、顔の表情のほかに染料があります。染料の作り方は流派ごとに秘伝のものだそうです。内山龍星さんが作るねぶたの場合、その色彩の鮮やかさが大きな魅力のひとつとなっています。特に刀の刃などに使われているこの青色、これは内山さんにしか出せない色で、"内山ねぶた"を特徴づけるものと言えます。

あえて青森ねぶた以外の写真は載せませんが、「和のあかり×百段階段 2016」では、ほかにも7つの部屋それぞれにさまざまな展示が用意されています。

また、百段階段の外の無料展示エリアにも、五所川原立佞武多秋田竿燈まつり仙台七夕まつり、南かやべひろめ舟祭りなどの展示があります。特に五所川原立佞武多は、実物の5分の1サイズとのことですが、それでも5メートル近くあるので迫力がありますよ。制作者は福士裕郎さんで、実際に運行に使う巨大立佞武多を制作している方です。
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とにかく見応えのある展示内容なので、時間には余裕をもって行くことをお勧めしますよ。

あ、そういえば、会場写真をSNSにアップして「イイネ!」を10個以上もらうと、次回からは入場無料になるらしいですよ。