【ポルトガル】スペイン国境の街「カンポ・マイオール」

出張でポルトガルのカンポ・マイオール(Campo Maior)という街に5日間ほど滞在してきました。首都リスボンから東に約250km、スペインとの国境にある人口8500人程の街です。

あまり聞いた事のない街の名前だと思いますが、観光スポットとしてはカンポ・マイヨール城やCapela dos Ossosと呼ばれる人骨を装飾に使ったお堂があります。また、9月に開催される「Festa do Povo de Campo Maior」という花のフェスティバルが有名だそうです。また、隣にはエルヴァス(Elvas)という世界遺産の街があります。

今回は仕事尽くしだったのでそういう場所に行く時間はありませんでしたが、とても綺麗で素敵な街だったので少しだけ紹介したいと思います。

こんな感じの白壁の家が並んでいるのが特徴です。街並みはよく掃除されていてゴミも無く非常に綺麗です。
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教会です。真夜中でも1時間毎に鐘が鳴ります。Capela dos Ossosはこの向かいにあるそうです。
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街の入り口あたりにある広い公園。子供用の遊具も揃っていました。
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公園の近くにあった可愛らしいスーパー。小さいですが、一通りのものは揃っていました。ポルトガルらしくワインの品揃えが豊富です(そして安いです)。
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ホテルの人のお勧めで「O Faisão」というレストランに行きました。ここがまた雰囲気が良くて素敵なところでした。

まったく良さが伝わらない写真ですみません。店内には馬具や伝統的なお皿などが飾ってあります。また店名になっている「Faisão」とは雉のことだそうで、雉の剥製も飾ってありました。
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もちろん、料理もおいしかったです。これは揚げた白身魚に海老とムール貝を添えたもの。ポルトガルの伝統的なスタイルだ、と言っていました。
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こちらはデザート。これのパンケーキみたいなのも定番だそうです。
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さて、私が何よりもこの街が素晴らしいと感じたのは、まず道行く人がみんな挨拶をしてくれるということです。大人も子供も、気さくに「Bon Dia」や「Ola'」と声をかけてくれます。そしてもうひとつが、道を渡ろとすると車が必ず止まって道を譲ってくれるということ。こっちが恐縮してしまうくらい、ほぼ必ず止まってくれます。すごくマナーが行き届いています。

犬の散歩はみんなリード無しですが、よく躾けられていて大人しく飼い主の言うことを聞いています。そして清潔で生き生きとしています。
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英語はほとんど通じませんが、素朴で本当にいい街でした。私は取引先の人の車で行きましたが、リスボンからは1日3本バスが出ているそうです。