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【書評】津軽の祭り(北の街社)

この記事は「青森ねぶた祭り Advent Calendar 2015」の12月19日分として書きました。

引き続きねぶた関連の古い本の紹介です。昭和58年発行の『津軽の祭り』です。

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表紙にある通り、青森ねぶた、弘前ねぷたを含む、津軽地方に伝わるお祭りについて、写真付きで解説されている本です。

この本の青森ねぶたについての解説を書いているのは、なんと現青森市長の鹿内博氏です。市長は「私たちのねぶた自主製作実行委員会」の設立メンバーであり、熱烈なねぶた好きであることでも知られています。その鹿内氏の書く解説なので、運行本番のことだけでなく、準備の様子や本番に向けた気持ちの高ぶりなどまで含めて伝えているところがポイントです。

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ちなみに弘前ねぷたの解説を書いているのは、以前紹介した『佞武多 neputa or nabuta』の解説と同じ船木清氏です。ねぷた・ねぶた以外のお祭りの解説も興味深いものばかりでした。

私がねぶたに関する古い本を集めている理由は、古い時代のねぶたや運行の写真を見たいということに加えて、解説文を読むことでその当時の人々がねぶたをどのようにとらえていたのかが分かるからです。そういう意味では、この本はなかなかの掘り出し物でした。