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2014年出陣ねぶたの下絵の感想 その1

青森ねぶたの公式サイトで、2014年の出陣ねぶたの下絵が公開されているので、思ったことを徒然と。

青森ねぶたオフィシャルサイト 2014出陣ねぶた紹介

まず、いつもお世話になっている"わたねぶ"ことわたしたちのねぶたから『「鍾馗端午の節句の鬼退治』。作者は相馬寿朗さん(と有志一同)。
一人武者の周りを鯉のぼりが取り巻いて、そこに小鬼が隠れているという斬新な構図。立体化したらどうなるのか楽しみです。相馬さんは2011年にも太公望の一本釣りのシーンで見事な魚のねぶたを作っているので余計に期待が膨らみます。

北村蓮明さんは例年通り3作品。
板金組合の『坂東の王者 将門』は、たしか以前も同じテーマで作っていたはず。将門の重厚さが蓮明さんらしさを出しているように感じます。あと、個人的には将門が持つ金棒にも注目。全体の構図をズバッと割る蓮明さんの長物の使い方がすごく好きなのです。

パナソニックは『箙の梅、景季奮戦』。梶原景季の箙の梅といえば歌川国芳の浮世絵が有名ですが、ねぶたの題材としては新しいですね。ねぶた全体を覆う梅の花がどう表現されるのかが楽しみです。ちなみに、神戸の生田神社には景季伝説にまつわる箙の梅が震災にも耐えて今でも保存されているそうです。

一方で日立連合の『鍾馗』は、ねぶたの題材としては定番ですが、躍動感がすばらしいですね。鉄球やコウモリなどの小物の演出がいい雰囲気を出していると思います。鎌があることで立体感も出ていて素晴らしいです。