0日目速報

たった今帰ってきました。ひとまず概要だけ載せて、詳細が後ほどまとめて掲載したいと思います。

スピーカー3名がそれぞれJavaME, JavaSE, JavaEEそれぞれに関するロードマップや最近のトレンドなどについて発表しました。内容そのものはサンフランシスコのときとほとんど変わらないものだったと思います。次期リリースについては、JavaMEのは2006年の春頃、JavaSE 6は2006年夏頃、JavaEEは2006年春頃ということです。あとJDLやJRL、JIUL、CDDLなどのライセンスに関する詳しい解説などもありました。

  • What's Happening With JMX Technology

JMX APIやMBean/MXBeanなどに関する、コード例を元にした解説がメインでした。JMXの次期バージョンである2.0(JSR-255)はDolphinで追加される予定で、Mustangではその前のJMX 1.3が追加されます。1.3はJSR-3とJSR-160を合わせたような仕様になります。

  • Extream GUI Makeover, Episode1 / Episode2

急遽予定を変更して参加したセッションです。Episode1はSwingを使用して優れたGUIを作成する工夫について、Episode2はSwingアプリのパフォーマンスを向上させる工夫についての紹介でした。CellRendererでリストやツリーを拡張するっていう部分が肝だったような。StackLayoutを利用してアイコンを3Dっぽく見せる手法などは結構使えるかもと思いました。

  • Evolving the Java Language

Dolphinで追加されるかもしれない、というような機能の紹介などが行われました。サンフランシスコのセッション資料を元に、最新情報を追加した内容だったようです。肝は言語レベルでのXMLのサポートとバイトコードレベルでの他言語のサポート、クロージャやmodularityのサポートなどです。XMLについてはjava.lang.XMLというjava.lang.Stringのような立場のクラスを追加するという方法で進んでいるそうで、実装方法のアイデアなども紹介されました。

川原氏(+さくらばさん)がウクレレを弾きながら登場(笑)このセッションではincubaterプロジェクトの成果のついてなどのデモがメインでした。テクニカルな内容については、HoLやBOFで扱うそうです。

  • Mustangを乗りこなす方法教えます

Mustangでの新機能については後ほど詳しく書きますが、ここではそれらの機能の概要を個々に紹介し、「琴線に触れるものがあったらぜひ使ってみましょう」という感じでした。Java in the BoxでMustang情報を公開したということでしたが、URLを失念^^; トップからはまだリンクされていないようです。

藤槻さんにお願いして急遽参加させていただきました。LG3Dという素材は視覚的にも楽しく、ハンズオンなどの素材としては非常に適していると思いました。素直に楽しいと思いました。しかも今日に限って、川原氏に直接教えていただけるというサプライズ付きでした。

HoLの後、そのままLG3Dのメンバーの方々にちゃっかりと混ざって一緒に食事させていただいてきたのでした。ありがとうございましたm(_ _)m