Software Design誌の連載記事「ITエンジニア必須の最新用語解説」が100回を迎えました

技術評論社発行の『Software Design』誌で担当させていただいている連載記事「ITエンジニア必須の最新用語解説」が、3月18日発行の2017年4月号をもって第100回を迎えました。
Software Design 2017年4月号|技術評論社


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この連載では、その時期に話題になった技術や製品・サービスなどを毎号1ページにまとめて解説してきました(なので、用語解説といいつつ実は技術紹介です)。記事を書く上で一番苦労するのはテーマ選び。基本的には話題性のあるトピックを選ぶわけですが、あまり特定の分野に偏りすぎたり専門的になりすぎたりしないように気を配っています。それに加えて、ぴったり1ページで解説しなければいけないというのも考慮する必要があります。

以下が、これまでの100回で解説してきたテーマの全リストです。

  • 第1回 (2009.01) サーバ仮想化
  • 第2回 (2009.02) spamメール対策
  • 第3回 (2009.03) セキュアOS
  • 第4回 (2009.04) rootkit
  • 第5回 (2009.05) P2Pファイル共有
  • 第6回 (2009.06) セキュリティトラブル
  • 第7回 (2009.07) Java
  • 第8回 (2009.08) 分散型バージョン管理システム「Git」
  • 第9回 (2009.09) DRBD (Distributed Replicated Block Device)
  • 第10回 (2009.10) Mercurial
  • 第11回 (2009.11) Android
  • 第12回 (2009.12) HTML5
  • 第13回 (2010.01) Google Chrome / Google Chrome OS
  • 第14回 (2010.02) Flash SSDFlash Solid Satate Disk)
  • 第15回 (2010.03) Gumblar
  • 第16回 (2010.04) タブレットPC
  • 第17回 (2010.05) NoSQL
  • 第18回 (2010.06) AR(拡張現実)
  • 第19回 (2010.07) Ustream
  • 第20回 (2010.08) WebM
  • 第21回 (2010.09) Googleエディション
  • 第22回 (2010.10) MeeGo
  • 第23回 (2010.11) Webブラウザ高速化競争
  • 第24回 (2010.12) WebP
  • 第25回 (2011.01) LibreOffice
  • 第26回 (2011.02) Cloud 2015 (& Open Cloud Manifesto)
  • 第27回 (2011.03) アプリケーションストア
  • 第28回 (2011.04) WebGL
  • 第29回 (2011.05) Webフォント
  • 第30回 (2011.06) Google Snappy
  • 第31回 (2011.07) Thunderbolt
  • 第32回 (2011.08) Firefox 5
  • 第33回 (2011.09) Java SE 7
  • 第34回 (2011.10) Open Cloud Initiative
  • 第35回 (2011.11) Kotlin
  • 第36回 (2011.12) Dart
  • 第37回 (2012.01) Amazon Silk
  • 第38回 (2012.02) HP webOS (+ Tizen)
  • 第39回 (2012.03) Ceylon
  • 第40回 (2012.04) SPDY
  • 第41回 (2012.05) WebSocket
  • 第42回 (2012.06) Adobe Creative Cloud
  • 第43回 (2012.07) BaaS(Backend as a Service)
  • 第44回 (2012.08) JSX
  • 第45回 (2012.09) Google Compute Engine
  • 第46回 (2012.10) PhoneGap / Apache Cordova
  • 第47回 (2012.11) Do Not Track
  • 第48回 (2012.12) Adobe Edge Tools & Services
  • 第49回 (2013.01) WinRT
  • 第50回 (2013.02) Firefox OS
  • 第51回 (2013.03) HipHop VM
  • 第52回 (2013.04) Facebook グラフ検索
  • 第53回 (2013.05) レスポンシブWebデザイン
  • 第54回 (2013.06) オープンクラウド
  • 第55回 (2013.07) オープンクラウド(Ⅱ)
  • 第56回 (2013.08) 次世代Webブラウザエンジン
  • 第57回 (2013.09) Amazon Redshift
  • 第58回 (2013.10) Tizen
  • 第59回 (2013.11) HTTP 2.0
  • 第60回 (2013.12) Project Avatar
  • 第61回 (2014.01) Presto
  • 第62回 (2014.02) NaCL/PNaCL
  • 第63回 (2014.03) Intel XDK
  • 第64回 (2014.04) WebRTC
  • 第65回 (2014.05) Infrastructure as Code
  • 第66回 (2014.06) Hack
  • 第67回 (2014.07) Docker
  • 第68回 (2014.08) Swift
  • 第69回 (2014.09) OpenSSL
  • 第70回 (2014.10) CoreOS
  • 第71回 (2014.11) MEANスタック
  • 第72回 (2014.12) ORTC(Object RTC)
  • 第73回 (2015.01) Amazon Aurora
  • 第74回 (2015.02) Firefox Developer Edition
  • 第75回 (2015.03) Android Studio
  • 第76回 (2015.04) .NET Core
  • 第77回 (2015.05) HTTP/2
  • 第78回 (2015.06) Ceph
  • 第79回 (2015.07) Azure Stack
  • 第80回 (2015.08) Project Brillo
  • 第81回 (2015.09) Apache Spark
  • 第82回 (2015.10) Eddystone
  • 第83回 (2015.11) WebAssembly
  • 第84回 (2015.12) Kinetic Open Storage Project
  • 第85回 (2016.01) Open API Initiative
  • 第86回 (2016.02) Accelerated Mobile Pages(AMP)Project
  • 第87回 (2016.03) AGL Unified Code Base
  • 第88回 (2016.04) TensorFlow
  • 第89回 (2016.05) Eclipse Che
  • 第90回 (2016.06) サーバレスアーキテクチャ
  • 第91回 (2016.07) SyntaxNet
  • 第92回 (2016.08) Eclipse OMR
  • 第93回 (2016.09) Rust
  • 第94回 (2016.10) Torus
  • 第95回 (2016.11) BuckleScript
  • 第96回 (2016.12) cri-o
  • 第97回 (2017.01) Yarn
  • 第98回 (2017.02) .NET Standard
  • 第99回 (2017.03) MicroProfile
  • 第100回 (2017.04) Amazon AI

こうして並べて見ると、それなりにその時代を反映できているかなと思います。製品・サービスの解説が多いのは、技術トレンドというのは大概が特定の製品やサービスをきっかけとしてメジャーになっていくからですね。たとえばテーマが「Docker」であれば、Dockerそのものだけでなく、コンテナ技術についてや、コンテナが流行している背景なども交えて解説するような感じに心がけています。

光栄なことに、本連載は次号以降も続きます。細く長く続けていければと思うので、今後ともよろしくお願いします。

Intercontinental Hotel San Pauloの朝食バイキングの和食

海外の日本食レストラン巡りシリーズ。

実は、サンパウロのIntercontinental Hotelでは、朝食バイキングに和食メニューがあります。
サンパウロで食べた日本食の中では、これが一番まともだったりする。

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味噌汁は普通にダシが入っていて美味しいです。
シャケも卵焼きも普通。普通に美味しい。
納豆のほか、漬物類が豊富でご飯が進みます。
ご飯の炊き加減が少し残念だけど、これは炊飯器が古い型だから仕方ない。

問題は、この朝食バイキングそのものがちょっと高いっていうことなんだよね。

サンパウロの本格ラーメン屋「らーめん 和」

海外の日本食レストラン巡りシリーズ。

ブラジル・サンパウロの東洋人街リベルダージ地区にある「らーめん 和(Lamen Kazu)」に行ってきました。
日本のラーメンチェーン「味噌屋」と提携して、徹底的に日本の味を再現しているという売り文句の本格的ラーメン屋です。
Lamen Kazu - Japanese Noodle Bar

いつも行列ができているという噂で、先日店の前を通ったときも凄い人だったので諦めたのです。
今回は平日の開店直後の時間帯に行ったのですんなり入れました。
日本語OK(日本人の店員もいた)で、日本語メニューもあり。

味噌チャーシュー麺・野菜追加。
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さすがに謳い文句通り、完全に日本のラーメンでした。
麺は太め、味噌は少ししょっぱ目。チャーシューも柔らかくて美味しかったです。

餃子。
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これも完全に日本の焼き餃子。
味は、日本では普通程度ですが、海外ではこのレベルにはなかなか出会えないんじゃないかな。

リベルダージ地区は信号機が鳥居マークだったり、該当が提灯型だったりして、アジア感満載です。
スーパーでは日本の食材や調味料などが売っていました。インディカ米が5キロで25レアル(約900円)くらい。
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サンパウロの日本食レストラン「Temakeria e Cia」 再訪

海外の日本食レストラン巡りシリーズ。

先日、ブラジル・サンパウロの日本食レストラン「Temakeria e Cia」に行った話を書きました。
nebuta.hatenablog.jp

特に美味しくはなかったのですが、後日合流したポルトガル人スタッフが行きたいと言うので再訪しました。

目当ては、前回頼まなかった手巻き寿司。テマケリアという店名だけあって、手巻きの種類は豊富です。
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私は「Tataki」を頼んみました。
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デカいよ。
「Tataki」はマグロではなくサーモンのたたきで、それは予想通りだったのですが、サーモンのたたきの中にガリが混ぜ込んであることまでは想像できませんでした。

サイドメニューの揚げ餃子。具は鶏肉です。
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結構人気の店らしくて、2回とも席はほぼ埋まってました。トリップアドバイザー4.5だしね。

サンパウロの沖縄そば屋「Restaurante Okinawa」

外国の日本食レストラン巡りシリーズ。
ブラジル・サンパウロのリベルダージ地区にある沖縄そば屋「Restaurante Okinawa」に行きました。

リベルダージは東洋人街(古くは日本人街で、最近は中国・韓国などの他のアジア諸国の人も集まり東洋人街になったとのこと)で、アジアンレストランが密集している地域。ということで、別の用事で出かけたついでに立ち寄って、「沖縄そば」という単語が目についたので入ってみました。なので下調べはしてません。
Restaurante Okinawa (サンパウロ) の口コミ82件 - トリップアドバイザー

沖縄そばに魅かれて入ったのですが、沖縄そばは時間外だったようでやっていなくて、結局和食バイキングを食べることになりました。

和食の料理がずらっと並んでいて、それを好きなようにプレートに取って、重さに応じて金額が決まるシステム。
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料理の種類はこの倍以上ありました。変なフュージョンはしていなくて、ちゃんと日本と同じ味でそれなりに美味しかったです。ナルトって日本でもあんまり見なくなったよね。

これで31.34レアルなので、1100円ちょっと。サンパウロは物価が高めなので、このボリュームならまあ安い方かなあ。

ちなみに、リベルダージはちょうど春節祭がやっていたため、ものすごい人でごったがえしてました。見た感じ、アジア人よりも欧米人の方が圧倒的に多かったように感じました。
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サンパウロの日本食レストラン「Temakeria e Cia」

海外の日本食レストラン巡り。
ブラジル・サンパウロの日本食レストラン「Temakeria e Cia」に行ってみました。
http://www.temakeria-ecia.com/

単にホテルの横にあったからという理由なんですが、トリップアドバイザーの評価は4.5とかなり高め。
店名の通り手巻き寿司がウリの店のようですが、他のお客さんが頼んでるのを見たらクレープみたいなサイズだったので、普通に寿司とかチャーハンを頼みました。

味噌汁は、一応ダシ粉のようなものが入っていて普通の味でした。メイン料理の前に出てくるのはお約束(スープ扱いなので)。
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寿司プレート。サーモン中心なのは定番ですね。奇抜さは無いので、可もなく不可もなくという感じです。シャリは甘め。
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メニューでは"Yakisoba"となっていましたが、実際には太麺のかた焼きそばでした。ソースの味が濃すぎてイマイチ。
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"Yakimesi"、いわゆるチャーハン。これは普通に美味しかったです。
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餃子。肉にちゃんと火が通ってなくて、2個くらいでもう十分ってなる感じ。
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日本酒を頼むと塩が付いてくるんですよ。誰が伝えたんだろう。
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全面的に、リスボンの「Suntory(スントリ)」を彷彿とさせるクオリティでした。というか、ほぼ同じ。日本酒に塩が付いてくるとこまで同じ。系列店なんじゃないかと思えるくらい。
nebuta.hatenablog.jp

いま自分のエントリーを読み返して、Suntoryもトリップアドバイザーで4.5だったことを思い出しました。

「東北六魂祭」改め「東北絆まつり」開催決定 2017年は6月10、11日に仙台で

東北六魂祭」は、東日本大震災からの復興支援を目的として2011年にスタートした復興祭で、初年の仙台市を皮切りとして東北6県の県庁所在地で順次開催され、2016年の青森市開催で一旦幕を閉じました。
その六魂祭が、コンセプトを一新して再び帰ってくるようです。東北六魂祭実行委員会は、六魂祭の後継イベントとなる「東北絆まつり」を、6月10日、11日に仙台市で開催することを発表しました。六魂祭と同様に東北6県の主要なお祭り(後述)が参加し、各県の県庁所在地(仙台市盛岡市福島市山形市秋田市青森市)を巡る予定とのことです。

イベントの開催概要は公式サイトで見ることができます。
http://tohoku-kizunamatsuri.jp/

皮切りとなる仙台開催の日程は次のようになっています。

◇開催日
2017年6月10日(土)・11日(日)の2日間
◇開催時間
2017年6月10日(土) 10:00~20:00(予定)
     11日(日) 10:00~17:00(予定)パレード13:30~16:00(予定)
※パレードは11日(日)のみ実施

2日間の開催ですが、メインのパレードが行われるのは11日のみとのことです。

参加するのは、以下の6つのお祭りです。

六魂祭の魅力は、この6つのお祭りが混ざり合ってすべてを一度に見ることができる点でした。演者側としても、他の祭り関係者と交流することができ、お互いにリスペクトしながら高め合うことができる貴重な機会でした。

せっかく生まれたこの経験を生かそうと、六魂祭閉幕後の去年11月には、東京で同コンセプトの「新虎祭」も開催され、大いに盛り上がりました。しかし、六魂祭はやはり実際に東北に足を運んでこその魅力という声もあります。

新しいコンセプトは「多彩な東北が、熱い絆でひとつになる。」となっていて、更なる復興とその先の未来に目を向けて東北の魅力を発信していこうという思いが込められているとのことです。

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